快眠ブログ

子供の睡眠

今回の睡眠環境学会は子供の睡眠についても講演がありました。5歳までの睡眠で脳の海馬発達が左右されるそうです。3~5歳では10~13時間の睡眠が理想で、睡眠時間が少ないと脳の発達に影響します。日本は世界で1,2を争う睡眠時間の短い国です、その影響は子供の夜更かしに影響するので、せめて子供だけは十分な睡眠時間を取らせて上げたいですね。

丁度この学会次の日に子供の睡眠でご相談に親子で来られました。眠たくならないので寝る時間が遅くなるのと、朝起きられないのがお悩みの10歳の女の子でした。

たしかにお話を聞いていると、落ち着きがなく集中力に欠けているように見えました。

本人は寝不足の自覚がないのですが、店のベッドで横になるとすぐ寝てしまうし、眠たくならないのも夜にテレビのブルーライトを浴びて、脳が興奮して自律神経のバランスを崩し、眠気が起こらないのが原因と思われました。

また寝起きが悪いのは、成長期ですごく汗を良くかくのですが、ニ○リのポリエステル敷きがほこりが出にくくアレルギーに良いと思って使ってるそうですが、背中が蒸れて寝返りがひどく、眠りを浅くしていたみたいです。

当初は枕が原因ではないかと測定に来られたのですが、寝る前は出来るだけテレビを見ないことと、敷きはポリエステルをやめ、敷きの上には麻の敷きパットを敷いて頂くことで改善するのではとご説明させて頂きました。

今まで勉強してきた専門知識が少しでもお客様の役に立てば嬉しい限りです。