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羽毛布団の選び方、5つのポイント!

急に冷え込み、朝晩布団が恋しい季節になりました。この季節新しい羽毛布団を買おうと思っている方も多いと思います。羽毛布団は10年以上長持ちするので良いものを賢く選びたいですね!羽毛布団を上手に買うための5つのポイントをご紹介します。

①信頼できるメーカーを選ぶ。
選ぶときに品質表示を見られる事が多いと思いますが、実は同じ品質表示でも中身が大きく異なることがあります。羽毛の打ち直しをするときに、実際に解体して中身を取り出すのですが、羽毛の品質は様々です。信頼できるメーカーのものは品質は安定していますが、安売りのメーカーは同じ品質表示でも中身悪い場合があります。具体的にはダウンボールの粒が小さいとか、ホコリみたいなファイバーが多いとかです。

②品質のよい中身(羽毛)を選ぶ
羽毛布団の暖かさの善し悪しは中身の品質です。同じダウンパワーでもダック(アヒル)よりグース(ガチョウ)の方が密度が濃く暖かいです。またダウンボールの大きさも重要で粒が大きいほど暖かく長持ちします。ただ品質表示ではダウンボールの大きさは解らないのです。一ついえるのは品質表示が良い割には安い羽毛布団はそれなりの中身が入っている場合が多いです。それは工場で羽毛を実際に解体していると本当によくわかります。ちゃんとしたメーカーので羽毛布団でそれなりのお値段のものは安心できます。

③側(生地)の品質もチェックする
最近はお手頃価格の羽毛布団(5万円位まで)でスーパーや通販売っているのは、大半がポリエステルが混ざった生地が多いです。昔は綿100%が当たり前だったのですが、原料代が上がったのと、ペラペラの生地なので中身の質や量を落としてもそれなりに膨らむからです。やはり生地は綿100%がお薦めで、ゴアテックスの生地であればさらにしなやかで軽いです。側の品質によってもかなり掛け心地が違うので要チェックです。

④中身の量をチェックする
10年ほど前は羽毛の中身がシングルロングで1.4㎏ぐらい入っていましたが、最近では1.1㎏が標準になりつつあります.ひどい場合は中身の量の表示がなく側込みの総重量しか書いていない場合もあります。値段は上がっていないが解らないようにした中身を減らして品質を落として、さもお安いですよと売っているところが横行していますので気をつけてください!

⑤信頼できる専門店で実際に寝比べてみる
いずれにしても、信頼の置ける専門店で実際にかけくらべをして選ぶと違いがよくわかります。暑がり寒がり、お住まいの環境(木造とマンション、日当たりなど)によっても変わりますので、専門家のアドバイスをしっかり聞いて自分に合ったものを選んでください。一度買うと10年以上は使うことになり、睡眠の質に大きく影響します!